◉ サービス名

Basis(ベーシス)

◉ サービス内容

Uber、Goldman Sachs等の過酷な職場環境の中では、従業員のメンタルヘルスが深刻な問題となっている一方、その事実は、世間に知られていないのが現状である。アメリカでは5人に1人がメンタルヘルスに問題を抱えているが、治療を受けているのは、その内のたった4割にすぎない。その理由は、高額な治療費(1回の治療費が約300ドル)である。
 
Basis(ベーシス)は新しいアプローチにより、より手頃な治療費で便利なメンタルヘルスサービスを提供する。ユーザーをメンタルケアのスペシャリストに繋げ、同日に45分間のテレビ電話のセッションを設定する。セッションはユーザーをプラス思考へ導き、何に集中すべきかなど、今後のマインドセットに集中したものになっている。各セッションの料金は35ドルと安く、長期契約やサブスクリプション等に登録することも必要無い。低価額でサービスを提供できる理由は、資格を持っていないスペシャリストを採用することによる。しかし、資格を持っていなくとも、スペシャリストはスタンフォード大学の心理学者が開発した広範囲の集中トレーニングを受けている。調査では、これらのスペシャリストは資格を持ったスペシャリストに比べて、同等、またはそれ以上の臨床結果を成し遂げていることが分かっている。
 
メンタルヘルスに問題を抱える場合、免許を持ったスペシャリストに治療してもらわなければならないと一般的に思われているが、実際、メンタルヘルス問題の多くの場合は”不安”などからきており、この“不安”は免許を持ったスペシャリストに診てもらう必要は無い。その証拠に、ある調査では無免許でも、訓練を受けたスペシャリストであれば十分効果的であることが分かっている。このように「免許/公認」の壁をなくし、多くの人に治療へのアクセスを増やすアイデアは全く違った観点からの切り口であると考えられる。今後、企業の競争が激化する中、メンタルヘルス問題は更に大きくなることが見込まれており、治療の需要も伸びることに違いない。

◉ 設立年

2018年

◉ 累計資金調達額

380万ドル


<出典>From the Alley:アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ

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